一昔前までは、出会いをサービスとしたサイトと言えば、「出会い系」と呼ばれていました。そこに登録して出会ったとしても、「遊ばれるのでは?」、「だまされるのでは?」と、世間の持つイメージはどちらかというとナンパなイメージ。
しかしここ数年で、実名で登録するのが主流なフェイスブックや、誰でも簡単に日記を更新できるアメブロなどの普及によって、インターネット上でのコミュニケーションがぐっとリアリティを増し、ネットを通じて人と出会うことへのハードルが緩和されてきました。ネットで知り合った人と実際に会うことはもちろん、それがきっかけで恋愛に発展したり、最終的には結婚をしたという事実も珍しくなくなってきました。インターネットはある種、出会いのツールとして認識され始めています。

そんな中、インターネットサイトを通じて気軽に婚活ができる「ネット婚活」に注目が集まってきているようです。空いた時間で活用できるインターネットで、結婚相手を探せるというのは、便利なのはもちろん、時間の有効活用になります。「ネット婚活」はまさに、忙しい現代人が求めていた婚活の形と言えるのかもしれません。

婚活したい!だけど・・・時間がない!

婚活をしている女性の年齢層は20代後半~30代に集中しています。この年齢層の女性達は、社会ではいわゆる「働き盛り」。ある程度仕事に慣れ、後輩もでき、責任もかかってくる年頃。また、スキルアップや、女子力アップなど、自分磨きも積極的な年頃なので、実はとっても忙しい!
一方でこの年頃はまさに結婚適齢期!子供を産むことを考えている女性なら、出産も視野に入れて婚活をしたいところ。ところが、将来を見据えてお付き合いできる人を探さなくちゃ!と思いながら、日々の生活に追われているのが現実。一週間がんばって働いて、土日に疲れを癒す生活を繰り返している忙し女子がとても多い。「このままじゃダメってわかっているけど、なかなか婚活する時間が取れないんだよね~。」それが近頃の働く女性の本音のようです。

忙し女子におすすめしたい「ネット婚活」

どんなに忙しいと言っても、帰宅してから夜寝るまでの数時間や通勤時間など、一人の時間がないわけではありませんよね。「ふとした空き時間にパソコンやスマホで、ちょっと婚活♪」それがネット婚活では実現可能なのです。

「ネット婚活」とは、簡単に言うと、婚活サイトと呼ばれているサイトを通じて結婚相手を探すというシステム。登録している男性は、基本的には結婚する意志があって、今現在その相手を探しているという条件をクリアした人ばかり。
また、婚活サイトなら年齢、身長、住まいのエリア、職種、休日、趣味、婚歴、更には年収に至るまで、相手のプロフィールが、出会う前から詳細に把握できます。
合コンへ行って「お仕事は何されているのですか?」「どこにお住まいですか?」なんて、お決まりのご挨拶をしながら、言葉の端々から相手の状況をリサーチする必要はありません。忙し女子にはもってこいの婚活方法です!

どう活用するかは本人次第。まずは登録しないと始まらない!

そうは言っても、やっぱり見ず知らずの人とインターネットを経由して知り合うことに不安を感じている女性が多いのも事実です。婚活サイトだからといって、相手が絶対に独身とは限りませんし、遊ばれないという保証はどこにもありません。少しでもそうした不安がある場合は、身分証明書や独身証明、年収証明を提出して信用をアピールできる仕組みを導入しているサイトもありますのでそうしたサイトを選んで登録することをおすすめします。
忙しい毎日に追われ、あっという間に一年が過ぎていく…。そうこうしているうちに、また一つ年を重ねてしまうのです。時間は絶対巻き戻せませんし、今日が一番若い日なのです。「忙しい」を理由に婚活を先延ばしにして、後で後悔するぐらいなら、「婚活サイト」にまずは登録してみる。そこから、何かが始まる可能性は、何もしないより何十倍も多くなります。

自分の棚卸しにもなって一石二鳥!

婚活サイトに登録する際、自分自身もプロフィールや自己紹介文を書く必要があります。もちろん、正直に書くのがマナーです。また、サイトによっては、どんな人と結婚したいのか、結婚相手に求める条件や、どんな結婚生活を望んでいるのかに至るまで書くことができるサイトもあります。サイトシステムに従って、詳細なプロフィールを入力していく中で、自分自身がどういう人生を歩んでいきたいのかを真剣に考えるきっかけになったり、自分の好みのタイプがどんな人なのかを客観的に知ることが出来たりと、自分自身の結婚や結婚相手に対する価値観の棚卸しができるので、まさに一石二鳥。

仕事もして、自分磨きもして、婚活はネットで時短。これからの忙し女子はネットを活用して結婚相手もスマートに見つける時代です。待ってるだけではあなたの王子様はやってきません。「ネット婚活」を活用して、自分から王子様を捕まえに行きましょう!