ネット婚活のタイプは、大別すると2つに分かれます。

会員数が多く、ライトな感覚でお相手をさがすタイプのもの。
最近ではSNSを利用したネット婚活アプリなどもあり、従来の結婚相談所と比べて安い会費でお相手さがしができるスタイルが人気です。

もうひとつは、いわゆる「結婚相談所」が運営しており、ネットでメールやプロフィールの閲覧が可能なもの。

ライト感覚のネット婚活では、会員数が多いのがメリット。ただ、高い費用を払っていないことから、結婚したいという意識が低く、まずは恋人さがしをしたいという感覚の人も少なくありません。

他方で、結婚相談所を利用したネット婚活では、入会時にそれなりの費用と証明書などを準備する必要があり、月々の会費もそれなりにかかります。

こちらは入会金が10万円以上かかる場合が多いです。

敷居が高いので、「結婚したい」という意識が高い男女が必然的に集まってきます。

非常にザックリと表にまとめると以下のとおりです。

かかるお金 集まる人の本気度
ライトな婚活サイト 少ない 低め
結婚相談所 多い 高め

ライトなネット婚活サイトと本格的な婚活サイトはこれだけ違う

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「いい人がいたならまず恋人になり、将来結婚してもいいかな」というのが前者のネット婚活。

「とにかく、早めにお相手をさがして結婚したい」と考える人が多いのが後者のネット婚活です。

ですから、結婚にいたる成婚率は後者の方が高いと言えます。
まずは、ご自分の意識を確認することが大切

また、ライトなネ ット婚活サイトの会員は年齢も若い人が多いので、ある程度の年齢になったら結婚相談所の運営するネット婚活をしたほうが気も楽です。

こちらは年齢層も幅広く、再婚者も活動しています。

逆に、まだ若くて恋愛を楽しみたいと思うのであれば、ネット婚活アプリなどを利用してまずはお相手さがしをするのもアリです。

結婚を視野に入れたおすすめネット婚活サイト

ゼクシィ縁結び

CMでもおなじみ。はじめて婚活する方におすすめ!
リクルートグループが展開する大人気の婚活サイト。
登録無料でどんな異性がいるか見る事ができるので会費を払ったのに希望の相手がいない!なんて心配がありません。

まずはとりあえず登録してみると良いでしょう。
運営母体は婚活、結婚のエキスパート、ゼクシィ↓なのでセキュリティ面も万全です。

1

料金 婚活サポート 運営会社
2,592円/月~4,298円/月
※契約日数が長い程割安
(検索のみは無料)
リクルートマーケティング パートナーズ


ブライダルネット

毎月、約2万人がカップル成立しているに国内最大級のネット婚活サイト。 ソーシャル婚活機能が充実しているのでピッタリの相手が見つかります。
結婚に対して真剣度の高い会員が多いのが特長。

本人確認100%なので安心感も◎。
日記やコミュニティもあり、相手の人柄をチェックしたり自分をアピールする事ができます。

料金 婚活サポート 運営会社
3,000円/月 株式会社IBJ


マッチドットコム

世界最大級の結婚、恋愛マッチングサイト
国内にすでに187万人の会員を抱える世界有数のネット婚活サイト。
厳しく審査されたプロフィールから自分に合った方を選ぶ事ができます。

テレビCMも流しているのでご存じの方も多いのでは?
月2,467円~というリーズナブルさも魅力。
無料体験ができるのでどんな感じか試してみるのもおすすめです。 テレビ番組でも多く紹介されているネット婚活サイトです。

料金 婚活サポート 運営会社
2,467円/月 マッチ・ドットコム ジャパン株式会社


 pairs(ペアーズ)
フェイスブックを利用したネット婚活サイト。
累計の会員数はすでに180万人を突破。
フェイスブックのアカウントをそのまま利用できる事から非常に高い人気を誇ります。

実名が出ない事、フェイスブックのお友達にも知られずネット婚活が出来るのもメリット。
24時間、365日スタッフが監視しているのでセキュリティが高いのも魅力。 毎日2000人以上のペーズで会員数が増えています。

料金 婚活サポート 運営会社
2,980円/月 株式会社エウレカ


結婚本気度が高いネット婚活サイト

  オーネット
成婚した方が10万人を突破している老舗。

楽天グループが運営しているのでセキュリティ面でも高い評価を受けています。
すでに30年の歴史を誇り、年間4600人もの方が成婚に至っている実績豊富な結婚相談所。
ネット婚活でのお相手検索は写真での検索ももちろん可能。 イベントやパーティ、お見合いで婚活生活をバックアップしてくれます。
まずは無料の結婚チャンステストで資料請求からはじめてみましょう。

料金 婚活サポート 運営会社
13,900円/月~ 株式会社オーネット

konkatu


ツヴァイ
7つの出会い方で理想の相手と巡り会える
条件マッチング、価値感マッチングをはじめ、会員同士の掲示板など豊富な出会い方を導入しているのが特長。
コンサルタントがしっかりとサポートしてくれるのも魅力です。
33,000人以上の会員の男女比は、男性49.7%、女性50.3%と理想的な数字。
大手ショッピングモール、イオングループなので安心です。

料金 婚活サポート 運営会社
13,800円/月~ 株式会社ツヴァイ

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主要ネット婚活サービスを徹底比較

主なネット婚活サービスを表にまとめてみました。
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会員数を非公開にしているところが結構あります。
チェックすべきは累計会員会員数より、活動会員数。
休止状態にいる方を含めないのでどれだけの方がネット婚活しているか分かります。
また、ほとんどのサービスが本人認証を厳しく行っています。
唯一例外が、DMM恋活ですが、ここはフェイスブックのアカウントを利用するので、登録者のプライバシーは守られます。

その他、押さえておきたいネット婚活サイト集

エキサイト恋愛結婚
累計会員数20万人を誇るエキサイト恋愛結婚。
大手、伊藤忠商事が運営しているネット婚活サイトです。
テレビや雑誌でもよく取り上げられる人気のサービス。
特長は80項目にも及ぶ充実のプロフィール。
ネット婚活には欠かせない検索機能も充実しているの便利です。
現在、25000人以上の方が婚活活動中。
料金も登録料無料で手軽に始められるのも高い支持を受けている理由です。

料金 婚活サポート 運営会社
1,800円/月~ エキサイト株式会社


Yahoo!お見合い
おなじみヤフーが運営するネット婚活サイト

利用料金は若干高めですが、ヤフーが運営しているネット婚活のサイト。
安心感で人気。 累計200万人が使っています。
本人確認は、配送によって行っており、各種の証明書も原本を確認しているので信頼性が高いのが特長。
メッセージ交換したい相手が見つかるまでは無料で使えるのも嬉しい点。

料金 婚活サポート 運営会社
4,267円/月~ ヤフー株式会社


ネット婚活で本当に結婚できるのか?

では、結婚相談所型のネット婚活では、どのくらいの比率で結婚できるのでしょうか?

結婚相談所はたくさんあり、日本全国で約4000軒ともいわれています。
ただ、成婚率を数字で出している業者は多くありません。 そこで、統計から推測してみました。 tsts

年間に結婚するカップル数ですが、厚生省資料によると婚姻件数は平成12、3年くらいから毎年下がってきています。

平成22年で70万6000組、平成26年1年間で64万9000組です。

うち、お見合い結婚の数は、平成22年で5.2%(人口問題研究所5年おき調査)です。
すると、単純計算で、平成22年のお見合い結婚の数は、3万6千712組。 仮に平成26年もお見合いの比率が変わらないとしたら、3万3千748組がお見合い結婚ということになるでしょう。

全国で結婚相談所に登録している会員数は50万人から60万人といわれています。
お見合い結婚の件数の2倍が実際に結婚した人数ですから、約7万人として、60万人で割れば11%を超える程度になります。

数字を公開している、とある大手の結婚相談所は1年間のうち、会員数に対して結婚できた人も11%を超える程度です。 これらが合致するところから、11%という数字は信頼できるのではないでしょうか。

とすれば、1年間で、登録者の約10人にひとり以上がネット婚活を含めた結婚相談所で結婚できるという概算になります。
この大手結婚相談所はインターネットを利用したサービスを展開していますが、アドバイザーもおり、かなり結婚の本気度が高い男女が利用していると考えられます。
ですから、ライトなタイプのネット婚活では、成婚率はこれよりも下がることが推測されます。
この数字をどうみるかです。 1年間に10人にひとり結婚できるのだから、11年ネット婚活を続ければ必ず結婚できるとはいえません。
年齢面などで条件が不利になっていくことがあるからです。
本当に結婚したいのならば、ネット婚活するなどして、なるべく手を広くもつことによって、少しでもお相手さがしのチャンネルを増やしていくべきなのです。

ネット婚活を利用する場合の思考方法

stst実は、ネット婚活もリアルな婚活の延長であるということが、ネット婚活を利用する上でのポイントになります。

結局のところ、こまめなコミュニケーションとアピール力、見た目や経済力などのアピールポイントが婚活を進めるうえで重要になってくるのです。

ただ、やはり最後は、この人なら結婚してもいいと思える人間性と家族を営む上での経済的文化的な面 を含む価値観の一致が必要となるといえます。

結婚するということは、恋愛することではなく家族を作ることだからです。

みんな密かにネットZ婚活をしている?

では、自分のまわりのカップルや同僚の中で、どのくらいネット婚活を利用している人がいるのでしょうか?
ネット婚活中であることを公言したり、ネット婚活で知り合ったということを教えてくれる人もいるかもしれません。 tss

しかし、その多くはひそかにネット婚活に登録していると思われます。

こんな経験はありませんか?
結婚式に呼ばれたとき、新郎新婦の馴れ初めがよくわからない、という場合です。
互いに接点があまりないのに、なぜか知り合っているというカップルを少なからず見かけます。

結婚式で、「ネット婚活で・・・」と公言してくれる場合もあ るかもしれません。 ただ多くはまだまだ秘密にしているようです。

その理由は、ズバリ、恋愛結婚至上主義にあるのです。

恋愛対象を探すのではなく家族候補を探す

「結婚とは、二人が愛し合ってするもの、恋愛から結婚へと進むべきもの」 それが恋愛至上主義です。

これは一種刷のり込みみたいなものです。
幼い頃から漫画やドラマ、小説などを通じて、「恋愛しなくては人ではない」的な思想を知らず知らずのうちに刷り込まれた現代社会の思考方法の結果なのです。

だから、経済面での基盤が重要であり、二人の生活環境や生育環境が重要である結婚においても、まずは恋愛から入るべきという思い込みがあるのです。

こういった恋愛至上主義のもとでは結婚を目的としたネット婚活は不純とみなされてしまいます。

tss1940年代では、7割の人がお見合い結婚だったと言われています。

1982年でも、約3割がお見合い結婚でした (前出、人口問題研究所調査)。

社会的にも結婚しなければならないというプレッシャーがあったという理由が大きいかもしれません。

生き方の多様化した現代では、結婚しなくても露骨に差別されることはありません。
また、コンビニや外食などが発達して、自分で料理をしなくても生きていけるし、女性の経済力も以前に比べて上がってきているため、どうしても結婚しなくてはならないというモチベーションが高くはありません。

そうすると、結婚の最大の理由は「家族」が欲しいということになるのではないでしょうか。
お相手を恋愛対象としてみるのではなく、この人となら「家族」になってもよいかという視点でみることができるか、これが、ネット婚活を利用する上での重要な思考方法となります。

ネット婚活サイト選びで失敗しない方法

「婚活」といっても人によって「本気度」が違うことは前に述べた通りです。
異なる本気度のネット婚活サイトに登録してしまうと、お金と時間の無駄になり、最悪の場合プライドを傷つけられて退会、ということにもなりかねません。

sio本気度は、「お金」と「手間」という二つの要素で測ることができます。

本当に結婚したい場合、入会金がある程度かかっても、月会費がある程度かかってもネット婚活サイトへ入会するものです。

反対に、「誰かいい恋人がみつからないか」という場合には、会費が安くて入会しやすいネット婚活のサイトへ登録するでしょう。

また、収入や職場が本当であるか、本当に独身であるかなどの証明書を取り寄せるのは手間がかかります。

そのような手間を苦にせず登録するのであれば、結婚への本気度は高いといえます。

反対に、簡単な身元確認でもOKなネット婚活のサイトであれば、軽いノリで恋人さがしができるというものです。

登録会員さんの気持ちは様々ですから、必ずしも、ネット婚活サイトごとに本気度がくっきりと違うわけではありませんが、登録の際の参考にしていただけたら幸いです。

自分でも正直なところ、「自分の本気度がわかならない」「悩む」という方は、結婚力診断サイトなどを利用することも考えられます。
これは、ネット婚活のサイトなどが運営しているもので、いくつかの質問に答えると、結婚本気度などがわかるものです。 自分を客観視することができるかもしれません。

ネット婚活の活用法

ここでは、従来型の結婚相談所とネット婚活を比較して、どのようにしたら有効にお相手さがしができるかを確認してみたいと思います。 tsat

従来型の結婚相談所では、コーディネーターがいて、希望の条件にあったお相手をマッチングしてくれます。

事業所の規模や業態にもよりますが、この際にコンピューターのデータベースを利用することは多く行われています。
そして、マッチング後に条件が合えば実際のお見合いへと進むわけです。

ネット婚活では、マッチングの段階から自分でする必要があります。

従来型の場合、何度も条件を細かに変えて相手を絞り込むことは、容易ではありませんでしたが、ネット婚活の場合は気に入った相手が見つかるまで、細かに条件を変えることができるので便利です。

ただ、ネット婚活はコーディネーターのアドバイスもありませんし、登録者同士が相対するため、かなりの部分が自己責任となります。

あまり活発にネット婚活しない場合でもコーディネーターが定期的にお相手を紹介してくれるわけでもありませんから、つねにアンテナを張り巡らせてお相手探しをする必要があります。

メールでのコミュニケーションの注意点

stdに、メールなどでお相手とコミュニケーションを取り始めた段階での注意点です。

従来型の結婚相談所では、コミュニケーションをとる前に「とりあえず会ってみる」こともできますが、ネット婚活では、会う前にメールなどでのコミュニケーションが必要になるのです。

この段階で振り落とされ、実際 にデートまで至らない場合もあります。
このような場合が何度続くと次にチャレンジする気力も失せがちですが、七転び八起きの不屈の精神でトライすると道が開けるでしょう。

メールの文面などには隠そうと思っても人柄がおのずと現れてしまうものですし、メールの頻度や馴れ馴れしさなど、一定のコミュニケーション術が必要となってきます。
結局、コミュニケーションのうまさが、ネット婚活にも影響するわけです。

コミュニケーションが上手でリアルでモテる人間は、ネット婚活でもモテるということが言えるのです。
ただ、リアルで必ずしもコミュニケーションがうまくなくても、ネットで自分の持ち味を出して上手にコミュニケーションできれば問題はありません。
メールの文章に悩んでしまうという場合には、書籍などでメール術を磨くのもよいでしょう。
とにかく、まめにアンテナを張り巡らせて、取りこぼしのないように確実にコミュニケーションをとることが、コーディネーターのいないネット婚活では重要になってきます。

一つでも多くチャンスを作る事が大切

suipまた、ネット婚活サイトでは、婚活パーティーなどのイベントも行っていることが多いです。
メールの反応がイマイチでも、積極的にイベントに参加することで、お相手さがしのチャンスを増やしていくことが大切です。

このようなイベントでは最初は仕組みに慣れずに遅れをとってしまうこともあるかと思いますが、回を重ねるごとに前回の反省点を見直して、すばやい対応が取れるようになります。
場数が大事だということです。

このよ うな初期の活動を通じて、お相手がみつかったら実際のデートへと進みます。
デートでの細かなノウハウは本サイトの別ページに書いてありますので、ここでは省略します。

先述のように、ネット婚活では年間あたり10人にひとりの割合で結婚に至るのですから、とにかくひとつでも多くのチャンスを作り出す以外にありません。
他の人の半分の努力しかしなければチャンスは半分になってしまいますし、他の人の2倍努力すれば、2倍のチャンスがあるといえるのです。
逆に、まめな努力が面倒くさいと思う方や、お相手さがしの時間がない方は、従来型の結婚相談所にする方がよいでしょう。
ただ、ネット婚活でも従来型の結婚相談所でも結局のところ「誠実さ」が最後の決め手となることには変わりあり ません。 「結婚したい」という初心を忘れずに努力すれば、10人のうちのひとりになれるのです。

ネット婚活体験談の読み方

stpiインターネット上には、ネット婚活の体験談があふれています。

目につくのは失敗談の方が多いようですが、成功談もあります。
成功談は、短期のうちに成功してしまう場合が多く、成功してしまえばあえてそれを発表する機会がないためか、目につきにくのかもしれません。

失敗談の中には何年間もの間の活動をつづったブログなどもあります。 また、ニュース記事などにも取材を受けた人の体験談が掲載されています。

読み物としては面白いのですが、本当にネット婚活の成功のためになるのか疑問になるようなものもあります。
ネット婚活のシステムの使い方などは参考になるかもしれませんが、その方は結局失敗し続けているわけなので、やはりマイナスのオーラがそこはかとなく漂っているものです。
ネット婚活にいろいろな形態はあるにしても、成功している人は成功しています。
できれば、失敗談はスルーして、本当に結婚したいなら成功している人の体験談を参考にする方がよいでしょう。

ネット婚活に成功している人の共通点とは?

ネット婚活に成功し、幸せな結婚生活を送っている方には共通点があるように思います。
それは、メールなどの文章に気を配っていること。

自分の書く文章ももちろんですし、相手方の文章をよく見ていることです。
また、やりとりのタイミングや返事の仕方などから、お相手の性格もよく見ておられます。

「すぐ会いたい」などと いう場合の相手の意図をするどく見抜いているのです。

ネット婚活でのパートナーさがしの途中で相手に違和感を感じたら、深入りはしないというのも共通点です。 c4bb716eb1694b38a110888f36bcf57a_s

破天荒な結婚生活を望むならともかく、普通に幸せな暮らしをしたいと思うなら、「良識」あるお相手を選ぶことが大切です。
そして、「良識」は文章に現れます。

もちろん、相手への気遣いや知性、ユーモアなどもおのずと現れてきます。 また、不純な目的でネット婚活サイトの会員となっていないか、誠実さがあるかなどもメールのやり取りの中でわかるものなのです。

時間には限りがありますから、実際に会う前の段階でメールのやり取りを通じ、相手をふるいにかけることが大事です。

そうすれば、実際にあって嫌な思いをすることは少なくなるはずです。

また、何回めのデート で結婚を決意したのかなど、相手との距離の取り方や距離の詰め方なども、成功した人の体験談から学んでいくべきです。

ネット婚活の落とし穴

ある程度の会費を支払う結婚相談所タイプのサイトでは、会員の身分証明もしっかりしているので、氏名、年齢、住所、職業、収入、独身者であることなどが証明されています。

sopgただ、中にはシステムの抜け道をさぐったり、書類を偽造する場合などもありますので、100%完璧であるとはいえません。
それは、従来の結婚相談所でも同じです。

また、結婚詐欺も、従来型の結婚相談所を介した場合と同様に、ネット婚活でも起こりうるものです。
実際の結婚詐欺の例としては、結婚したい女性の心理につけこんで高額のマンションを購入さ せるなどが報告されています。

結婚をする前にお金の話が出てきたら要注意です。

これらの落とし穴に陥らないためにはどうしたらよいでしょうか。

婚活を悪用して詐欺などの犯罪をたくらんでいる人には「不自然」な匂いがつきまとうはずです。
必要以上に羽振りのよさを誇示する、自分が選ばれた人間であるかのように振る舞う、などです。

メールのやり取りから、がっついた感じがしたり、羽振りのよいことばかりを言ってきたりしたら要注意です。
むしろ、従来型の結婚相談所よりもネット婚活の方が、事前でのメールのやり取りを通じて不自然な点を見抜くことができるため、その点では優れているといえます。
ネット婚活だから、落とし穴があるというわけではないのです。
多くの登録者の方は、真剣に結婚を考えている方たちで、婚活を悪用しようとする人はごく稀です。
必要以上に怖がることはありません。

ネット婚活に必要な書類

ネット婚活では、会員登録の際に、本人確認、学歴確認、収入確認、独身確認などのための書類の提出を求められることがあります。 これらの書類がない場合は有料で取り寄せたりする必要があります。

本人確認書類

その人がその人物であることを確認するための最重要書類です。 運転免許証、住民基本台帳カード、パスポート、健康保険証などが求められます。

勤務先証明書類

社員証、給与明細書、在籍証明書、源泉徴収票などです。 大きな会社などでは社員証があると思いますが、小さな会社では社員証がないところもあるので、給与明細書を捨てずにとっておくとよいでしょう。 また、源泉徴収票があれば収入証明と兼ねることがあるので、年に1度もらったら、なくさず保管しておくとよいでしょう。

収入証明書類

サラリーマンの場合は源泉徴収票、自営業者の場合は確定申告書又は課税証明書です。 源泉徴収票というのは、A6サイズくらいの薄い紙で、年末調整の還付金の明細などといっしょに年末や年の初めに渡されるものです。 これは勤務先証明書類も兼ねることができるし、なくさないようにとっておきましょう。 なくしてしまった場合は、総務部または経理部に頼んでコピーをもらったり、住所地の自治体で課税証明書を発行してもらうとよいでしょう。

学歴証明書類

卒業証明書、卒業証書、成績証明書などです。 卒業証書はなくさずとっておきましょう。 ただ、押し入れのどこかで行方不明になっている方も多いとおもいます。 そのような場合は、最終学歴の学校の卒業証明書や成績証明書を発行してもらうことができます。 中退した場合は中退証明書、在学中の場合は在籍証明書が必要です。

独身者であることの証明

独身証明書を住所地の自治体の窓口で取得することができます。 独身証明書には、「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」と、国際結婚の際に必要となる「婚姻要件具備証明書」の2種類があります。 ネット婚活サイトに登録する場合に必要なのは前者です。 窓口では「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」と具体的に述べて取得申請をしましょう。 戸籍や住民票と同様に郵送で申請して送ってもらうこともできるので、自治体のホームページで確認したり、ホームページに記載がない場合は電話で自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。

独身者であることの証明

自分にピッタリの婚活サイトタイプを探す

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