ネット婚活をしている男性の中には、「以前、メッセージを送ったら返信が来なくなってしまって…」と、トラウマを抱えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
もしかしたら、あなたのメッセージ内容に問題があるのかも。今回は、やってはいけないNGメッセージを中心にご紹介。今までの自分のメッセージと見比べてみてください!
最初が肝心!1通目のメールに気合入れすぎ?
「1通目のメールが重要かどうかなんて、言われなくてもわかってるよ!」
そんな人もいるかもしれませんが、あなたの「重要」ってどういう内容でしょうか。
ネット婚活では、お見合いパーティーや合コンのように、気軽に声をかけてアピールするということができません。
歌ったり一発芸をしたり、今までも涙ぐましいアピールをしてきた人も、その手が使えないわけですね。
そのためか、男性の多くは「1通目のメールで自分に惚れてもらおう」と考えがち。
そして、その気合がアダとなっている場合があるのです。
まずは、女性が1通目のメールで男性のどんなところを見極めているのかを知ることが必要です。
女性が見ているのは「安全な人かどうか」
男性からのメッセージが届いた後、連絡を取り合うかどうかを決めるのはあなたの「安全性」です。
女性はどうしても男性よりも弱い存在になる場面が多いですので、威圧感がなく、親しみのある人に好意を抱きやすいんですね。
それを踏まえた上で、NGメッセージ例をご紹介します。
「お料理が趣味なんですね。僕にもいつか作ってほしいな?」
初対面の相手に対し、付き合っている設定で妄想を述べてくる相手…。女性にとっては「ちょっと気持ち悪いかも」と思ってしまいます。
男性は相手を褒めるつもりで言ったのかもしれませんが、むしろ逆効果です。
OK例→「お料理が趣味なんですね。何か得意料理はありますか?」
趣味の欄に「料理」と書かれていたことにより、質問をしているということでしょうから、特段、女性が不快に思うことはないでしょう。「どんな料理が得意か」という質問なら、「ハンバーグです」とか「鍋料理です」とか、女性も返信しやすいでしょう。簡単に返答できる質問文を送るという点でも優れたメッセージの例です。
「ルックスがとてもタイプだったのでメッセージしました」
アイコンの顔写真などは、ネット婚活において大変重要な判断ポイントであることは否めません。男も女も、「かわいいな」「かっこいいな」と思ったら、手当たりしだいにメッセージを送っているという人もいるかもしれません。
しかし、少なくとも初めてのメッセージで見た目に触れることはオススメしません。なぜなら、写真は写真に過ぎず、実際の印象とは違う可能性もあるからです。
例え彼女があなたに好印象を持っていても、「実際に会って、その後で振られちゃったら嫌だな」と、予防線を張るはず。
実際よりも写りが良い写真を使用している人もいるので、相手にあまりにルックスを褒められると、気が引けてしまうのです。
OK例→「話が合えばと思いメッセージしました」
ルックスではなく、「気が合うかも」という可能性を匂わせるメッセージにするのがいいでしょう。
趣味が同じなら「趣味が同じようなので、話が合えばと思いメッセージしました」という風に、相手の内面を見ているというアピールを送るようにしましょう。
他にも、仕事を頑張っている女性なら「仕事を頑張っている女性って素敵だと思ったのメッセージしました」でもOKです。ルックスを褒めたいなら、実際に会ってから「センスがいいですね。とても素敵だなと思いました」などと伝えるようにしてください。
「拝啓」などのお堅い文章で送る
あまりに堅い文章は、相手の親近感を削ぐ結果になります。基本的に年齢が近い人にアプローチしているのだと思いますので、最低限気品を感じて、かつ親しみのある文章にするように努めましょう。
OK例→ です・ます調なら基本的に大丈夫
あまりに気楽な文章は「遊び人」っぽい印象になってしまうので、基本的にはです・ます調を使ってください。スタンプや絵文字などが使える場合でも多様せず、最初は「^_^」などのシンプルな顔文字、「(笑)」程度のスラングに抑えてください。
「がっつき」はもってのほか!
女性の声の中には「男性の草食化」を嘆いている人もいます。しかし、それを受けて「ガンガン押しちゃえ!」と、強引になるのは絶対にやめましょう。
営業の仕事をしている人なら実感できるかもしれませんが、強引な営業マンに首を縦に振る取引先って少ないですよね。
女性も同じで、低姿勢で少しずつデートしてもらえるように持ち込むのが大切。
やさしく心の広い男性も、十分頼りがいを感じられる男性ですので、目指すならそういった男性像を目指すのがいいかも。中身はしっかりと男性の魅力があるのに、雰囲気は草食というロールキャベツ男子に注目が集まるのも、やさしくて芯のある男性が、女性の需要に合っているからだと思います。
簡単に返信できる質問内容で、低姿勢、やさしい印象を持つように心がけて、最初のメッセージを送りましょう。