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ネット婚活サイトへの既婚者の登録増加が問題に

ネット婚活で恐ろしいことと言えば、相手がどんな人物なのかのほとんどはわからない、ということでしょう。
そういった情報の中には、口にさえ出さなければバレないような情報もあります。
そう、例えば「既婚者」であることなども、その情報の一つに含まれるでしょう。

ネット婚活サイトへ登録をする方は年々増加傾向にありますが、その中には不倫目的で既婚者が登録するという事案が非常に多くなってきています。

この既婚者の登録問題は、多くのマスメディアにも取り上げられ、インターネット上では話題にもなりました。
そんな既婚者の不倫相手にされてしまった方は、勝手に不倫問題に巻き込まれている被害者です。他にも被害者がいるかもしれません。
もしも今仲良くなっている異性が既婚者だったら、あなたはどう思いますか?

不倫問題で慰謝料を請求される事案も

ここで最も厄介なのは、勝手に巻き込まれたのにも関わらず、相手の夫、または妻から不倫でされて精神的に傷ついたことの慰謝料を請求されてしまった時です。

残念なことに、この慰謝料の請求を拒否することは難しいとされています。

なぜなら、「相手が既婚者であったことを知らなかった」ということを立証することが難しいからです。
これを立証できなければ、あなたが「相手を既婚者と気づきながらも付き合っていた」ということにされてしまいます。

ですので、ネット婚活で異性を探される場合には、気になった相手が「自分は未婚者である」とプロフィールなどに記述をしていれば、それをスクリーンショットで保存しておくことや、ネット婚活サイトに問い合わせをしてみるなど、証拠を集めるようにしなくてはなりません。

相手が既婚者と知ってしまった時の対処法

さて、自分には問題は無さそうだと、まるで他人事のように思っているみなさんへ。
そうお考えの方ほど危険かもしれません。

ネット婚活を利用しているのであれば、そういったリスクも前提に利用をしていく必要があります。
そして万が一、相手が既婚者だった場合にはどのように対処を行うべきかと思いますか?
最も簡単なことは、相手との連絡を一切断ち切るということです。

しかしそれだけではモヤモヤが晴れないかもしれません。そういう時にはまず、ネット婚活サイトに問い合わせをしましょう。場合によっては損害賠償の請求もできますので、泣き寝入りすることなく粘ってみてください。
相手に慰謝料を請求することは難しいですが、今後あなたと同じような被害者が出ないためにも、今ここで痛い目に遭わせるべきかもしれません。